‹自己紹介› 私の故郷は鞍馬山の人の気配がない場所でした。 父は仏の像を造る仏師、母は霊感が大変強かったため祈祷師 をしておりました。 雪が深々と降る冬のある深い夜。 父は阿弥陀如来像を5ヶ月かけて彫り続けていましたが、 完成直後にこの世を去りました。 父の倒れた音に心配した母が駆けつけると、 阿弥陀如来像からは熱くない火柱が立ち、 夜が明けても熱くない火柱が消えることはありませんでした。 後日、私を身籠っていた母は出産しました。 源義経様が、幼少時代を過ごした鞍馬山で生まれた私は義経と名付けられました。 幼少期から、「不思議な子」と必ず言われていました。 当時は当たり前だと思っていましたが、 人の気持ちや未来が脳裏に映し出されるのです。特別な能力だということは後から気づきました。 私は【わかりすぎてしまうこと】がコンプレックスでした。 それが原因で友達もできませんでした。「何を考えてるかわからない。」と言われ続けていたのです。 孤独で寂しい…涙で眠れないある夜、 「思い通りにいかない人を助けなさい。そうすればお前も愛で満たされる。」 と低い声が聞こえてき